Linuxのdateコマンドで現在の日付や時刻を取得することができます。オプションを指定でフォーマットを変更して取得することもできます。今回は、Linuxで年月日や時刻を取得する方法について紹介いたします。
年月日や時刻の取得について
Linuxのdateコマンドで年月日や時刻の取得て行うことができます。
dateコマンドは次のようになります。
- 現在日時を取得する
- フォーマットを指定する
オプションを使用して、日付のみ、時刻のみを取得することもできます。
※説明は、Ubuntuの22.04 LTSで行っています。
現在日時の取得
現在日時の取得するには、dateを入力します。

UTCで時刻を表示したい場合、-uを指定すると表示します。
date -u UTCで表示

フォーマットの指定
表示するフォーマットを指定することができます。
dateの後に+でフォーマットを指定します。
日付を指定する
date +%Y-%m-%d
※Yを小文字に変更すると下2桁で表示することができます。

時刻を指定する
date +%H:%M:%S

次のオプションを組み合わせると、色々なパターンで指定することができます。よく使用するオプションは次のようになります。+の後に指定します。
%Y 年(4桁)
%y 年(下2桁)
%m 月
%d 日
%H 時(24時間表示)
%I 時(12時間表示)
%M 分(00〜59)
%S 秒(00〜59)
%s UTCからの時刻(1970-01-01 00:00:00からの時刻)
%a 曜日(略した曜日)
%A 曜日
%u 曜日(番号 1:月曜日 〜 7:日曜日)
その他について
その他のオプションなどは、ヘルプを表示すると確認できます。
ヘルプの表示は–helpを指定します。
date –help ヘルプを表示
まとめ
今回は、dateコマンドで年月日や時刻を取得する方法について紹介しました。dateコマンドで日付や時刻を簡単に取得できます。オプションでフォーマットを変えることができるので便利です。
読んでいただき、ありがとうございます。
参考になりましたら、幸いです。