Linuxでテキストファイルを編集する時に、viエディタを使用することができます。操作するにはコマンドを覚える必要があります。今回は、Linuxのviエディタの操作方法のついて紹介いたします。
viエディタについて
viエディタですが、Linuxでテキストファイルを編集する場合に使用すると便利です。
コマンドを使用して操作を行います。
操作するには、コマンドを少し覚える必要があります。
コマンドの数は少ないので、直ぐに覚えることができます。
viエディタの操作は次のようになります。
- ファイルを開く
- カーソルを移動する
- ファイルを編集する
- ファイルを保存、終了する
※説明は、Ubuntuの22.04 LTSで行っています。
ファイルを開く
ファイルを開くには、次のコマンドを実施します。
vi ファイル名
管理者権限が必要なファイルを開く場合は、sudoを付けます。
sudo vi ファイル名
Ubuntuの端末からviエディタでファイルを開くと次のようになります。

カーソルの移動
カーソルを移動するには、次のキーを押します。
左に移動 左矢印、またはh
右に移動 右矢印、またはl
上に移動 上矢印、またはk
下に移動 下矢印、またはj
指定行に移動 :数字 (コロン、数字)
:0 で先頭に移動します。
viエディタを開いた時に、下側にファイルの行数が表示されます。
それを指定すれば、最後の行に移動できます。

ファイルの編集
編集モードにするとカーソル位置に文字を挿入することができます。
編集モード
編集モード i
編集モードから抜ける Escキー
iキーを押すと、カーソル位置から入力可能になります。
aキーでも編集モードにすることができます。
aキーの場合は、カーソルの次の位置から入力可能になります。
削除
1文字削除 x
1行削除 dd
行コピー、ペースト
yyで1行コピーして、pで挿入することができます。
1行コピー yy
ペースト p
ファイルの保存、終了
変更を保存 :w
変更を保存して終了 :wq
viエディタの終了 :q
保存しないで終了 :q!
その他
行番号を表示したい場合は、次の入力を行います。
行番号を表示 :set number

まとめ
今回は、Linuxのviエディタの操作方法のついて紹介しました。Linux上でちょっとしたファイルを編集する時に、viエディタを使用すると便利です。直ぐに起動して編集を行うことができるので良いと思います。
読んでいただき、ありがとうございます。
参考になりましたら、幸いです。